国立大(理系)の駄文

月1ペースで書きます。

アメリカに行ってきました。

 春休みを使いアメリカのポートランドに1か月短期留学をしてきました。目的は英会話力の向上と文化体験です。現地ではホームステイをして現地の大学で授業を受けました。とても濃密な時間を過ごしたため一度記事にしようと思いましたがまとまらなくて断念していました。現地での生活について、かいつまんで記事にしてみようと思います。
 初めて1か月もの間外国へ行くということだったので不安が大きかったのですが、生活に関しては3,4日で慣れました。というのも留学をサポートしてくれた会社や現地大学の助けがありました。しかしそれを抜きにしても「汚い中学英語でも暮らせる!」と思いました。治安に関しても日本より良いとはいえませんが夕方に家に帰れば危険ではなかったです。「1年間いれば英会話くらい出来るようになるのでは?」と思いました。なので1年以上の留学を考えている人は何を学ぶかも語学習得と等しく考えた方がいいと思います。
 生活環境は、自然が多く道路や建物も空間に余裕がある分大きかったです。開放感が違います。現地の人の人柄も温厚な人が多く日本に帰ってきたあとは「日本人って本当に余裕がない。焦っている。」というような印象を受けたほどです。和辻哲郎氏の『風土』を高校の教科書でチラ見したことがありますが、環境の違いが人間性に影響を与えるというのは本当かもしれないですね。
 アメリカへ行ったことで日本について気づいたこともありました。日本の住宅地はアメリカの郊外住宅地のミニチュア、日本の食事の美味しさ(世界一と言いたい。)、ファッション誌カルチャー誌の外国かぶれ具合、近所づきあいの希薄....etc
 これからは外国の真似から一歩踏み出して日本固有の土地、文化を生かしたオリジナルを各分野で作って発信することが求められると思いました。